FPが教える保険の正しい知識を身に付けるサイト

保険のインフォメーション

保険の種類

収入保障保険は必要か? 若い人ほどピタッとくる理由

更新日:

こんにちは
ホン博士です。

収入保障保険って言葉は知っているが、内容はよく分からないって人は多いんじゃないでしょうか。言葉のイメージ的には、ケガや病気で入院をした時に、収入を保障してくれる(給与代わりに保険金が貰える)って感じなのですが、実は違います

収入保障保険とは、遺族年金と同じ役割です。

※遺族年金とは、残された遺族に支給される公的年金です。

契約者(保険に入っている人)が亡くなった場合、保険会社から毎月、残された家族の人に保険金が支払われる保険の事です。何となくイメージが出来ましたか。

自分を守る保険(ケガ、病気、入院等)ではなく、残された家族を守る保険の事なのです。

では、どのような人が適しているのかと言うと、若い人と自営業者の人です。なぜなら、足りない部分が補われるからです。例えば若い人は、収入は低く子供にお金が掛かるライフステージですよね。そんな人の助けになります。

そして、自営業者の人に適する理由は、万が一の場合、遺族基礎年金しか貰えないからです。遺族基礎年金は18歳未満の子供がいる場合しか対象ではないので、貰えない(残された家族を守れない)ケースがあるのです。

それでは、この収入保障保険をすこしづつお勉強していきましょう。

若い人ほどピタッとくる理由

若い人ほどピタッとくる理由は、他の保険に比べて「割安」である事、「保険料が上がらない」事の2つです。収入保障保険は結婚をし子供を持つ30歳位~60歳位に入るのが一般的です。収入が多くない初期に保険料が安いのは助かりますよね。

他の保険にくらべて「割安」

他の保険とは終身保険と定期保険を引き合いに出しています。なぜなら、その2つの保険が一般的だからです。

終身保険とは、保障が一生涯続き、いつ亡くなっても設定した保険金が貰えます。いわゆる貯蓄型の保険と言われています。デメリットとしては、保険料が高い途中解約をすると損をする事です。

定期保険とは、掛け捨ての保険で、10年等の期間ごとに更新が必要になります。この更新の際、年齢が上がって死亡リスクが高まっているので、保険料が上がってしまうのです。

以下が、「終身保険」、「定期保険」、「収入保障保険」の特徴です。

 更新貯蓄性保険料貰い方
終身保険無し一括
定期保険有り×一括
収入保障保険無し×月々
※30歳~60歳まで保険加入したとします

保険料がどれくらい安いのかと言うと、3000万円の保険金を設定した場合の月々の保険料は下記です。

●終身保険 ・・・ 約55,000円
●定期保険 ・・・ 約5,000円
●収入保障保険 ・・・ 約2,500円

※保険料 : 納めるお金
※保険金 : 貰えるお金

終身保険は高すぎるので、子育てのライフステージなら論外ですよね。結論として一番安いのは「収入保障保険」なのです。ただ、「収入保障保険」には特徴があり、亡くなる時期によって貰える保険金のトータルが変わってくるのです。

上の表から分かるように、保険金の貰い方が一括ではなく月々なのです。上の表は月々貰える保険金を10万円に設定しています。貰える期間保険加入期間の30歳~60歳なので、31歳から貰い始める(亡くなる)のと、59歳から貰い始める(亡くなる)のとではトータルが全く違うのです。

収入保障保険

トータルで幾ら貰えるかという観点で考えると、「定期保険」の方がいつ亡くなっても決めた金額(今回だと3000万円)が貰えるから得とも考えられます。

しかし、加入初期(若い時)は収入が少なく、万が一の場合は保険金に頼る部分が大きいので、「収入保障保険」の方が有利とも考えられます。

悩ましいところですね。

保険料が上がらない

収入保障保険のいいところは、一度加入してしまうと保証期間は保険料が上がらない事です。しかも前述したように安いのです。

終身保険も払い終わりまでは保険料は上がりません。しかし、お分かりですよね。保険料は凄く高いです。なぜなら掛け捨ての保険ではないからです。例えば3000万円の保険金を設定した場合の保険料は 55000円/月 でしたよね。

定期保険はどうだったでしょう? 10年ごとに更新があり、その都度、保険料が上がる仕組みでしたよね。理由は高齢になる程、死亡率が高くなる為でした。年齢が上がると収入も上がってくるので定期保険もありでしょうが、自分が入るタイミング(60歳までの残り年数)によって、どちらが有利かを決めるのもいいですね。

収入保障比較

ハニ~ワ君
ホン博士、収入保障保険の内容は分かったよ!

主な特徴は
・他の保険と比べて保険料が安い
・保険金の支払いが月々払い
・保険料が上がらない

って事だよね。

そのと~り

収入保障保険は、収入の低い若い人ほどピタッとくるのじゃよ

ホン博士
ハニ~ワ君
若い時って、子育てにお金が掛かるので、保険料に沢山のお金を出せないからだよね。
若い子育て世代は、月々の決まった収入(保険金)の方が、生活を安定させやすいのじゃよ。
ホン博士

収入保障保険のデメリット

収入保障保険が万能かと言うと、そうでもありません。なぜなら、ケガや病気で通院や入院時の保険金が無いからです。

例えば、休みの日の買い物中にショッピングモールの駐車場で転倒して足の骨折をしたとします。この場合、手術は通院が伴うのですが、収入保障保険ではこれはカバーされません

収入保障保険でカバーされるのは、死亡時と高度障害時のみです。

この場合、カバー出来るのは医療保険です。医療保険とは2種類あり、会社の保険(保険証)と民間の医療保険があります。会社の保険とは病院に行った時に提示する保険証の事で、自己負担が3割になり、残りの7割を負担してくれる皆が入っている保険(国民皆保険)の事です。

それに対して民間の保険とは、入院時や通院時に日額5000円等を設定し、入院時や通院時に保険金が貰える保険の事です。主な役割としては、会社の保険で足らないお金(差額ベット代等)を補う事です。

※以下の記事で、2つほ医療保険について詳しく紹介しています。

⇒ 医療保険が2つ!?公的医療保険と民間医療保険の違いはこうだ

だから、収入保障保険で物足りないと感じる方は、特約を付ければいいのです。

●がん
●三大疾病

様々な特約が用意されているので、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談してみては如何でしょうか。

※会社の保険については以下の記事に詳しく書かれています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

保険の種類
会社の保険の種類を知ってムダな保険料を抑えよう

こんにちは ホン博士です。 会社の保険の種類とは、公的医療保険や公的年金の事をさしています。 このサ ...

名前は似ているが「違う」保険

収入保障保険と名前が似ているが、全く違う保険があります。

それは、「所得補償保険」です。

「所得補償保険」とはケガや病気で働けなくなった場合、生活を支える為の保険金が貰える保険の事です。こんな感じです。

就業不能

ケガや病気の場合、会社の保険から傷病手当金労災保険が払われます。しかし、子育て世代や住宅ローンを組んでいる人は、それだけでは賄えないので所得補償保険が必要になってくるのです。

さらに、「就業不能保険」と言うのもあります。「所得補償保険」と「就業不能保険」の違いは以下です。

所得補償保険損害保険会社
収入保障保険生命保険会社

販売元が違うだけです。内容的には同じと考えて頂いて結構です。細かな箇所に違いがあるので、ご自分にあった保険を選べばいいでしょう。

※「所得補償保険」や公的制度(傷病手当金、労災保険)については、以下の記事に詳しく書かれています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

保険の種類
所得補償保険なら大丈夫、ケガや病気でも住宅ローンは返せます

こんにちは ホン博士です。 一家の大黒柱や一人暮らしの人って、ケガや病気で働けなくなった時を想像する ...

まとめ

収入保障保険が役立つのは被保険者(保険に入っている人)が亡くなった場合高度障害になった場合のみです(特約付帯時は除く)。そんな場合、残された家族の方に毎月保険金が支払われるのです。貰える額は、契約初期の段階で亡くなった方が沢山もらえる仕組みになってましたよね。

そして、所得補償保険と言うのも出てきました。こちらは、ケガや病気で働けない時にサポートしてくれる保険でしたよね。

●収入保障保険 : 亡くなった場合のサポート
●所得補償保険 : ケガや病気の時のサポート(生きている)

どうですか? 自分には何が必要なのか見えてきましたか。どちらも必要に感じますよね。

収入保障保険は、若い人にピタッと来る保険です。理由は小さな保険料(掛け捨て)で家族を守る事ができるからです。残された家族はあなたが亡くなる事で心を痛め、さらにお金の心配もとなると本当に辛いです。若年層で亡くなる確率は低いとは言え、安心を買う為には必要な保険かもしれませんね。

所得補償保険は、ケガや病気であなたの収入が途絶えた時の保険です。力強い明日を取り戻す為の保険です。例えば、病院のベットで住宅ローン、子供の教育費、生活費の心配をするのは本当に辛いです。

保険に関心の高い方は、収入保障保険や所得補償保険に入っています。なぜなら、残された家族や自分を守れるからです。少しのお金(保険料)を払う事で安心を買っているのです。もし入っていない場合、残された家族はお金に苦しむし、入院の場合はベットの上で住宅ローン等の心配をするでしょう。

ハッキリ言って、保険の事を考えるのは面倒くさいです。

今、入らなくても明日困らないからです。

「納期のある事はスグやる! 面倒くさい事は今スグやる!」
我が家の家訓です。

最後までお読み頂き
ありがとうございました。

「今スグ」保険加入を真剣に考えたい方のページ
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ホン博士

保険について正しい知識を身に付けてもらう為に、FP(ファイナンシャルプランナー)の ホン博士 が持てる知識を総動員してブログ記事にてお伝えしています。あなたにとって最適な保険を見つける手助けが出来れば幸いです。

-保険の種類

Copyright© 保険のインフォメーション , 2019 All Rights Reserved.