こんにちは
ホン博士です。
海外旅行、特に初めての海外旅行って期待と一緒に不安もいっぱいですよね。
「病気になったらどうしよう、ケガをしたらどうしよう、盗難にあったらどうしよう」考えだしたらきりがありません。では、どうすればいいのでしょうか?
海外旅行保険に入ればいいのです。
じゃあ、どうやって入ればいいの?
海外旅行保険に入る方法は大きく4つです。
●出発する空港で
●ネットで
●クレジットカードに付帯している
この中で1つだけ、絶対にオススメではない方法があります。それは空港です。なぜなら、海外旅行保険は家を出て海外に行き帰国して家に帰るまでが保障対象です。空港で入ると家から空港までが対象外になりますよね。しかも、定価です。ネットだと4~5割引きが当たり前の世界なのでネットが断然お得です。
それでは海外旅行保険についてクレジットカード付帯の保険を交えてお勉強しましょう。
「クレジットカード付帯の保険」と「海外旅行保険」の比較
クレジットカードにも保険が付いている様な気がするんだけど。
出来るだけお小遣いを増やしたいので保険料を節約しようと思っただけ。
※クレジットカード付帯の保険は、旅行代金をクレジットカード決済が条件の場合があります。
海外旅行に行く際、保険に掛けるお金は極力へらしたいですよね。なぜなら、その分をお小遣いに出来るからです。例えば、浮いた分でオプションのクルージングを付けたり、マッサージに行ったで出来るからです。ハニ~ワ君も同じように考えていましたよね。
実際どれ位の人が海外旅行保険を利用しているのでしょうか?
約50%と言われています。クレジットカード付帯の保険を除いて約半数の人が海外旅行保険を利用しています。クレジットカード付帯の保険では心配だと入る人も居るでしょう、クレジットカード付帯の保険を知らずに入る人もいるでしょう。
それでは一般的なクレジットカード付帯分(楽天カード)と海外旅行保険(損保ジャパン日本興亜:off!)の内容と保障限度額を比較してみましょう。
楽天カード | off! | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円まで |
傷害治療費用 | 200万円 | 500万円まで |
疾病治療費用 | 200万円 | 500万円まで |
賠償責任 | 2,000万円 | 1億円まで |
救援者費用 | 200万円 | 2,000万円まで |
携行品損害 | 20万円 | 100万円まで |
疾病死亡 | × | 3,000万円まで |
※傷害:ケガ
※疾病:病気
※救援者費用:ケガや病気の際、日本から助けに来てもらう費用
※楽天カード:プレミアカードではなく一般の方です
楽天カードとoff!の違いは大きく2つです。
●疾病死亡
支払限度額に関しては楽天カードは限度が決まっているのに対して、off!はカスタマイズ可能です。どうですか? 楽天カードの限度額でも行けそうな気がしますよね。
でもね、海外での医療費って想像をはるかに超えている場合があるのです。例えば盲腸で手術をした場合の費用は以下です。
ヨーロッパ:100万~300万
アジア:20万~90万
あくまで目安ですが、かなり高額なのがお分かり頂けると思います。アメリカやヨーロッパ方面だと楽天カードの限度額だと自腹が発生しそうですよね。こういった場合は海外旅行保険を付けた方がよさそうです。
どういった用途での渡航か
海外旅行と一言で言っても様々な用事が考えられます。どういった用途での渡航かによって、必要な保証額は変わってくるでしょう。例えば以下のような用途が考えられます。
●ビジネス
●留学
海外旅行程度ならカード付帯の保険でも何とかなるかもしれませんが、ビジネスや留学だと万全の保障体制が必要ですよね。そういった場合は海外旅行保険を自分サイズにカスタマイズすればいいのです。
例えば先程、比較に出しました損保ジャパン日本興亜の「off!」だと各項目の金額がカスタマイズ可能です。上限額が高めなので安心が買える事がお分かり頂けると思います。以下にビジネスや留学を想定したサンプルを算出しました。
算出条件
●日数 : 30日間
●行先 : アメリカ合衆国出典:損保ジャパン日本興亜のシュミレーションページ
アメリカ合衆国に30日間渡航した保険料です。上記3つのコースはオススメされているコースです。さらにオーダーメイドも可能で上限は楽天カードと比較した表の通りです。
これ位の金額で30日間の安心が買えるならいいですよね。カード付帯の保険だとここまで手厚くないですもんね。
飛行機遅延費用について
飛行機遅延費用、これは楽天カードの場合は付帯されておらず、海外旅行保険の方になります。
以下のような例があります。
日本→ハワイ
支払対象
上の例だと、ポイントは6時間以上というところです。6時間以上の遅延、欠航、運休が対象です。
その他、目的地の変更や乗継地に乗っていた飛行機が遅れた場合等の対象になる場合があります。各海外旅行保険で調べてみてください。
支払額
紹介している、損保ジャパン日本興亜:off! だと2万円です。2万円が一般的です。各海外旅行保険で調べてみてください。
対象となる費用
一般的には宿泊した場合の宿泊料、食事代、国際電話等の通信料、行く予定だった旅行の取消料、宿泊した場合の施設までの交通費等が飛行機遅延費用に含まれます。
天災などの飛行機遅延が発生した場合に対応できるのは海外旅行保険なのじゃ。
近年、台風による遅延が増えておるじゃろ、そういった場合にも対応できるのが海外旅行保険の飛行機遅延費用なのじゃよ。
今後ますます重要性が増してくるじゃろーな。
ANAやJALと言ったLCCじゃない飛行機会社は遅延の場合、基本的に代替機や宿泊先を用意してくれるが、LCCは全て自腹なのじゃよ。
という事は、
飛行機遅延費用は重要じゃろ。
カードと保険の両方に入っている場合
海外旅行保険に入ったものの、後からクレジットカードに保険が付帯していた事に気付く事ってありますよね。そういった場合、保険金は両方から貰えるのでしょうか?
傷害死亡保険金、後遺障害保険金に関しては両方から貰えます。
その他に関しては、実費を上限に両方から貰えます。例えば300万円の治療費が掛かった場合、1方から200万円、もう1方から100万円のようになります。
結論は
間違って両方に入ってもムダにはならないと言う事ですね。
まとめ
クレジットカード付帯の保険 と 海外旅行保険 の違いはご理解いただけたでしょうか。
●支払限度額が違う
●カスタマイズの可否
ざっくり言うとこんなところです。
海外旅行って本当、何が起こるか分からないんですよね。なぜなら海外は日本とは文化が違うからです。
例えば日本ほど治安のいい国は珍しいです。東南アジアだと窃盗も頻繁に起こっています。対策として、ポケットに財布やパスポートを入れる場合は必ずチャック付きポケットのズボンにする事です。
こういった事を知らずに無防備でいると、被害に遭うのが海外です。浮かれ気分になるのは当たり前ですが、少し冷静な部分も必要でしょう。
食事にしてもそうです。興味本位で色んな物を食べたいのは分かりますが、不衛生な場合もあるのです。特に屋台なんかは危険がいっぱいですよね。
ハッキリ言って、海外旅行保険に入るのなんて面倒です。なぜなら入ってなくても旅行には行けるからです。
でもね、痛い目に遭っている人も多数いるのは事実です。最悪、大使館に駆け込むような事になる人もいるのです。こうならない為にも万全の用意は必要ですよね。
そして最も大切なのは、保険の使い方(困った時の連絡先)を把握しておく事です。
「納期のある事はスグやる! 面倒くさい事は今スグやる!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。