舌癌の初期症状、いざという時の為に知っておきたい事

こんにちは
ホン博士です。

舌癌とは舌に出来る癌の事で、症状は舌にしこりが出来ることです。特に舌の縁（サイド）に出来るのが一般的で比較的、転移をしやすい癌と言えます。なぜなら舌は筋肉が沢山あるので、血液やリンパに乗って飛んでいくのです。

しかし幸いな事に、舌癌は初期に見つかる事が多いのです。理由は、自分で目視できるからです。そして、舌は「喋る時」や「食べる時」に使う部位なので自分で気づきやすい癌だと言われています。

これらが特徴の舌癌について、いざという時の為に知っておきたい事を学んでみましょう。

舌癌の初期症状

舌癌の初期症状は舌の縁（サイド）に固いしこりが出来る事です。これは口内炎と間違われる事がよくあります。例えば口内炎と診断された場合、塗布薬（塗り薬）が処方されるのが一般的です。その薬を2週間程度の間 塗っても症状が治まらない場合があります。

この場合、舌癌の疑いがあります。

こういった場合、遠慮せずにセカンドオピニオンに行きましょう。前述したように舌癌は転移が早い病気です。スピード勝負です。

舌癌の診断

最終的な診断をするのはお医者さんですが、自分でも気づく事はあります。

舌磨きの習慣のある人

舌磨きをしている人は必ず自分の舌を見ているので気付く可能性が高いでしょう。

舌磨きの手順は
１、専用の舌ブラシを用意する
２、舌を突き出し舌苔（舌の白くなっているカス）の位置を確認する
３、舌苔を奥から手前に舌ブラシで落とす
です。

ねっ、舌磨きをしていると舌を見るて触れるので気付く確率はグッっと上がるでしょ。

白板症は要注意

口内炎が舌癌と似ているという事はお伝えしました。更に自分でも目視で確認できる別の症状があります。

白板症（はくばんしょう）です。

白板症とは舌の表面に白い膜みたいなものが付着している状態です。表面はザラザラとしており違和感を感じるでしょう。これが白いうちは経過観察なのですが、色が黒の方向に変わり出すと要注意です。早期の診断が必要とされます。

しこりの大きさ

舌癌の症状は舌にしこりが出来る事です。実際しこりってどれ位の大きさなのでしょうか。最終的な判断はお医者さんになりますが、参考程度に大きさとステージの目安を表にしました。

※頸部とは、胴体から上で頭から下のことです（首）。

2㎝以下のしこりでも積極的に早期にお医者さんの診断を受けるべきです。

お医者さんの診断

目視から始まり、疑わしい場合は細胞を採取（生検）をして診断します。

舌癌となれば、範囲を特定する為に超音波検査、CT検査、MRI検査などの画像診断が行われます。

さらにPET検査というのもあります。

PET検査はどこの病院でもできるという簡単なものではありません。だから日本では受診は容易ではありません。

しかし、欧米では癌が疑われた時は「PETファースト」と言われており日本よりも遥かに一般的なのです。

日本でPET検査が出来る施設は以下から探せます。

⇒　全国PET施設検索

そもそも舌癌の原因は

喫煙や飲酒が大きな影響を及ぼしているのは間違いないでしょう。長年に渡り飲酒や喫煙をしている人の発症率が高くなっています。

特に口、食堂、胃とお酒の通るルートは舌癌が見つかった場合は入念に転移を検査する必要があるでしょう。

舌癌の保険対応

舌癌に限らず癌っていつ誰がなるか分からない病気です。もしあなたが明日、癌と告知されたらどうですか？

精神的、肉体的にかなりのショックを受けるはずです。そういった時にせめて保険に入っていれば、少なからず心は楽になりますよね。

癌に対応できる保険は主に３つです。

がん保険

がん保険とは癌の保障に特化した保険の事です。癌に備えるには一番適した保険と言えるでしょう。

なぜなら痒いところに手が届くからです。例えば癌と診断された場合、即座に保険金が貰える（診断給付金）のががん保険なのです。

医療保険

医療保険は癌以外にも様々な病気やケガに対応できます。しかし癌に特化したがん保険とは癌の時の対応は見劣りする部分もあります。以下ががん保険と医療保険の違いです。

違いは大きく２つです。

医療保険の癌対応より、がん保険の癌対応の方が手厚いのがお解りいただけましたよね。

三大疾病特約

三大疾病特約でも癌対応は可能です。

三大疾病特約とは三大疾病（癌、脳梗塞、心筋梗塞）に備える保険です。日本人の死因の約半数は三大疾病が占めるといわれています。だから三大疾病特約が出来たのです。

さらに、その中でも特に癌は3割を占めています。だから がん保険 という別枠の商品が出来たのです。

がん保険と三大疾病特約の違いは以下です。

これだけ見ると、三大疾病特約の方が良さそうですよね。

しかし、実はそこに落し穴があるのです。

確かに三大疾病特約は優秀です。しかし癌の再発に備えられるのは がん保険 なのです。癌には再発がつきものです。好んで再発する訳ではありませんが再発リスクはあります。

そんな時、保険対応してもらえるなら精神的にホッとしますよね。

※そんな がん保険 でも入り方を間違えると万全ではありません。以下の記事に がん保険 の失敗事例が書かれています。ぜひご一読ください。

まとめ

舌癌の怖さはご理解いただけましたよね。

舌癌を患うと困るのはあなただけではありません。あなたの大切な家族にも心配と迷惑を掛けてしまうのです。

※家族の事を思うなら、こんな保険もあります。

舌癌は初期で見つけやすい癌です。日頃から自分の下の様子を鏡で見たり、違和感を探してみたりする事で早期発見も可能なのです。そして疑わしい時は迷わずお医者さんに診てもらって下さい。

舌癌ならPET検査で転移の早期発見に努めるのも将来の再発を防ぐのに有効な手段です。

そして、舌癌から守ってくれるの最後の砦は保険です。面倒ですが保険の加入や見直しは行うべきです。なぜなら癌は切っても再発する可能性があるからです。

保険の検討を面倒と思い備えていない人はあなただけでなく、ご家族にも心配と迷惑を掛けてしまう事になるのです。

「納期のある事はスグやる！　面倒くさい事は今スグやる！」

最後までお読みいただき
ありがとうございました。