こんにちは
ホン博士です。
便の排泄時に血液が混ざっていると不安になってしまいますよね。この記事に辿り着いた方はそんな経験があるのではないでしょうか。排泄時の出血には様々な原因があり、一番最初に思う浮かぶのは「痔(じ)」の方が大半です。
原因や病名の見極めはお医者さんがするのですが、知識として知っておく事は大切な事です。なぜなら学校の勉強と同じで、予習をしておくと授業での理解度が深まりますよね。それと同じです。見極め方法や病気の名前や内容を前もって知っていると、お医者さんの説明をより深く理解できるからです。
この記事では肛門からの出血時に考えれれる病名、がん だった場合の保険対応などの知識を身に付けて頂けます。
どこからの出血ですか?
排泄時の出血ですが、
肛門からの出血(便に血が混ざっていない)ですか?
血便(便に血が混ざっている)ですか?
この2つのケースによって行く病院がちがいます。
〇血便 ・・・消化器科(内科、外科)
このように自分で出来る見極めもあるので、1つの病院で済むように出血の種類に応じて病院を選びましょう。
痔(じ)と 肛門がん の違い
排泄時の出血はとっても不安になるものです。しかし本当に怖いのは「肛門がん」です。「肛門がん」は大腸がんの一種で初期症状としては肛門からの出血といった痔と似た症状です。
出血が鮮血なら痔の可能性が高いです。なぜなら「肛門がん」の場合は、やや赤黒い血液や分泌物(透明な液)が出るのが特徴です。赤黒い血液や透明な液が出たからといって「肛門がん」と決まった訳ではありませんが、速やかに医師の診断を受ける事を考えるべきです。
その他、直腸ポリープと呼ばれる良性腫瘍の可能性もあるので、やっぱり最終的には医師の診断を仰ぐのが一番です。
保険対応について
がん となれば保険対応が可能です。対応できる保険は医療保険、がん保険、三大疾病特約などです。女性の場合だと女性保険と言う、女性特有の病気(乳がん等)に手厚く備えられる保険もあります。
※女性保険について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
-
多くの女性は不安がいっぱい、保険加入は妊娠前がいい理由
こんにちは ホン博士です。 女性の方って赤ちゃんを産むという大きな仕事を背負ってますよね。ここで気になるのが、出産と保険の関係です。 多くの女性は出産に関しては不安がいっぱいです。なぜなら、第一に気に ...
ここでは がん に特化した がん保険 について見て行きましょう。
がん保険の場合、闘病生活が長引いた場合や がん が再発した場合に対応しやすくなっているので、がんを想定するなら がん保険 が必須と言えます。以下が がん保険 と医療保険(ケガや病気の保険)の違いです。
がん保険 | 医療保険 | |
---|---|---|
対象 | がん | 病気(がん含む) ケガ |
主な保障 | 診断給付金 手術給付金 入院給付金 通院給付金 | 手術給付金 入院給付金 |
主な特約 | 先進医療給付金など | 通院給付金など |
1入院の支払い限度日数 | 無制限 | 60日、120日等 |
見てお解りいただけるように、がん保険の方が「がん の治療に対して」優位性があります。
〇がん保険には1入院の支払い限度日数がない
こういった理由から がん保険 を選択するのが良いのではないでしょうか。
がん保険の役割はあくまで公的医療保険で足りない部分を補う事です。
日本は国民皆保険と言って、会社員の方は健康保険、自営業者等の方は国民健康保険という公的医療保険に入らないといけない制度になっています。公的医療保険は がん にも対応しています。しかし貰えるお金(保険金)は医療費のみです。
入院をすると医療費以外に「大部屋が嫌だから個室で」、「家族が病院まで来る交通費」、「暇つぶしに読む雑誌代」様々な出費が発生します。こういったお金を助けてくれるのが民間医療保険(この記事だと がん保険)なのです。
※以下の記事に公的医療保険と民間医療保険の違いが書かれています。
-
医療保険が2つ!?公的医療保険と民間医療保険の違いはこうだ
こんにちは ホン博士です。 ケガや病気の時に役立つのは医療保険と言う事をご存知ですよね。しかし、医療保険について深く理解している人は少ないでしょう。なぜなら医療保険は2つあるのですが、医療保険という1 ...
じゃあ、公的医療保険と民間医療保険で十分じゃない。
そう思いがちですよね。それでもいいのですが万全とは言えません。
がん の治療方法には保険対応できないのもあるのです。例えば陽子線治療や重粒子線治療です(いわゆる放射線治療の一種)。これらは保険対象外なので実費を払う必要があるのです。保険対応できないと言う事は高額療養費制度の対象でもないのです。
高額療養費制度とはザックリ言うと、1か月の治療費の自己負担額には上限があると言う制度です。
この例だと、
〇自己負担額 ・・・15万円
〇実際の自己負担額・・・82,430円
となりますね。
これが高額療養費制度なのですが、保険対象外の治療を行った場合このスキームが適用されません。
こんな時に役立つのが「先進医療特約」です。これは医療保険の特約として販売されている商品で、がん保険と共に入っておくと安心な保険です。
ここまでして万全と言えるでしょう。
※先進医療特約については以下の記事をご覧ください。
-
がん保険の先進医療特約、えっこんなに貰ってもいいのですか
こんにちは ホン博士です。 がん保険と先進医療ってよく同時に聞きませんか? なぜでしょう、がん治療の際に先進医療を適用するからです。 例えば陽子線治療、重粒子線治療、これは先進医療に当たります。先進医 ...
まとめ
〇「肛門がん」は がん保険 で対応できる事。
〇先進医療特約まで入って万全と言える事。
大きく3つの事が書かれていました。
がん なんて誰がいつ患うかなんて誰にも分かりません。だから保険で備えるのです。この備えがなかったら病院のベットの上で心配事と一緒に病気と闘うのです。住宅ローンの支払いは待ってはくれません。子供の塾も毎月の月謝の支払いがあります。そんな時に保険金が下りればお金の心配からは解放されますよね。
-
所得補償保険なら大丈夫、ケガや病気でも住宅ローンは返せます
こんにちは ホン博士です。 一家の大黒柱や一人暮らしの人って、ケガや病気で働けなくなった時を想像すると怖いですよね。なぜなら、住宅ローンや各種支払いは収入が途絶えても待ってくれないからです。 例えば、 ...
でもね、
大半の人はこの備えをしていないのです。怠っているのです。なぜなら面倒だからです。
今日この備え(保険加入)をしなくても明日困らないからです。
その結果どうなるかと言うと、家族に迷惑を掛けてしまうのです。
「納期のある事はスグやる! 面倒くさい事は今スグやる!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。