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傷害保険と医療保険、年末調整でこんなに差がつくなんて。。。

更新日:

こんにちは
FP(ファイナンシャルプランナー)のホン博士です。

突然ですが、傷害保険や医療保険に入っている人、年末調整でお金を取り返したいですよね
年末調整とは12月の給料で払いすぎた税金が返ってくる制度です

払い過ぎた税金って何?

払い過ぎた税金とは所得税の事で、自分が入っている保険料を申告する事で、所得から控除されて(税金の算出の額が減る)その調整された分が返ってくるのです(住民税にも影響します)。

年末(11月位)に会社から
「給与所得者の保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書」

「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
が送られてきて提出しますよね。

それに自分の入っている生命保険等を記入すると、12月の給料でお金が返ってくるのです。

会社員の人は上記の年末調整、自営業者の人は2月に確定申告をする事で、払い過ぎた税金が返ってくるのです。

給料なんて中々ふえない世知辛い世の中、せめて返してもらえる税金くらいはキッチリ返してもらいたいですよね
その為にはルールを知る事が第一歩です。

傷害保険、医療保険の違いを知って、年末調整で差がつかないようにしましょう

※この記事の傷害保険と医療保険は基本形(特約無考慮)です

傷害保険と医療保険の違い

ハニ~ワ君
ホン博士、傷害保険と医療保険の違いなんて考えた事がないよ。
何やかんや言って、結局同じじゃないの?
バカモノ!

傷害保険と医療保険は似て非なるものじゃ!
年末調整の扱いから「ほしょう」の内容まで様々な違いがあるのじゃ

ホン博士
ハニ~ワ君
ふ~ん、じゃあこんな僕でも分かるように説明してよ!

あなたは傷害保険や医療保険の違いを明確に答えられますか?

大変の人は「ケガや病気から身を守りたい」と考えています。
傷害保険がケガ?
医療保険が病気?
何となくこんな連想をしているのではないでしょうか。

半分正解で半分外れです。
傷害保険はケガ、医療保険は病気とケガに対応しているのです。

そして、年末調整の扱いも違うのです。
それでは年末調整の扱いから傷害保険と医療保険の様々な違いを見て行きましょう。

こちらが対照表です。

 傷害保険医療保険
年末調整×
対象ケガケガ、病気
目的サポート補填
ほしょう補償保障
通院費手術の必要なし手術の必要あり
加入時診査なし診査あり
保険料安い高い
保険料条件によって変わる条件問わず同一
持病

1つづつ補足をしていきますね。

1、年末調整

年末調整(確定申告)に関しては
〇傷害保険・・・対象外
〇医療保険・・・対象
です。

医療保険の場合は、会社から送られてくるこの用紙に書けばいいのです。

年末調整

一般の生命保険料」と書かれています。
ここに書いて会社に提出すると、会社が会社が12月の給料に返ってくる税金分を振り込んでくれます。
お気付きの方いらっしゃいますよね、「介護保険料控除」、「個人年金保険料控除」と書かれています。
これも控除対象なのです。

ここで注意点!

この用紙に書かないとお金は返ってきません
10月位に保険会社から「生命保険料控除証明書」と言うハガキが送られてきます。
その内容を書いて会社に提出するのです。

残念ながら、損害保険の場合は対象外なので待てど暮らせど「生命保険料控除証明書」は送られてきません。

※年末調整について以下の記事で詳しく紹介しています。

⇒ 年末調整で保険料控除!?忘れるとこれだけ損をする

2、対象

保険の対象ですが
〇傷害保険・・・ケガ
〇医療保険・・・ケガ、病気
です。

ここで難しいのは、傷害保険の対象となるケガは以下の3つの要件を満たす必要があります。

急激・・・いきなり起こる事
偶然・・・たまたまそうなった事
外来・・・体調不良のせいじゃない事(外からの作用)

こういうのは対象外です。

●屋根瓦が落ちかけているのを放置していて、ついに落ちてきた時に当たってケガをした
●赤信号で横断歩道を渡って、車にひかれてケガをした
●熱中症の時にふらついて転倒しケガをした

逆に、仕事中のケガ、旅行中のケガ、交通事故のケガ等で「急激」、「偶然」、「外来」を満たす場合は対象となります

判断は非常に難しいですが、保険加入前に自分の環境で起こりうるケガを箇条書きにして、保険屋さんに聞いてみるのも1つの手ですよ。

3、目的

保険の目的ですが「2、対象」と通づるところがあります。
〇傷害保険・・・補填
〇医療保険・・・サポート

傷害保険の場合は目的が「補填」なので「急激」、「偶然」、「外来」が必須になるのです。
要するに、運悪くケガをした場合の「補填」なのです

医療保険の場合は目的が「サポート」なのでケガや病気の原因は問いません
ケガや病気から復帰する「サポート」が目的だからです。

4、ほしょう

あえて「ほしょう」と ひらがな です。理由は
〇傷害保険・・・補償
〇医療保険・・・保障
だからです。

傷害保険と医療保険の目的が違います。
●傷害保険・・・損害保険(補填)
●医療保険・・・生命保険(サポート)

医療保険で損保会社から発売されている「実損補償型」というのもありますが、基本的には医療保険は生命保険です

※以下の記事で「保障」と「補償」の違いを詳しく紹介しています。

⇒ 保険の第一分野って何?重複保険を賢く使う秘密のキーワード

5、通院費

ここでも保険の目的が絡んできます。

傷害保険は補填が目的なので、単純に通院日額〇〇円といった形で手術の有り無しを問いません
対して医療保険の場合はサポートが目的なのですが、手術後の通院のみが対象です
(特約で手術前の通院も対象に出来る場合もあります)

これって凄くお得だと思いませんか!

6、加入時

保険に入る時ですが、医療保険だと診査(お医者さんの診断、診察)があるのですが傷害保険だと診査がありません

と言う事は
持病を持っている人、既往症(病歴)のある人にも入りやすい保険だと言えます。

※以下の記事にて持病の人の保険の考え方を紹介しています。

⇒ 持病で保険加入を諦めるのは勿体ない、入り易い死亡保険もあるのです

7、保険料

保険料に関しては総じて
〇傷害保険・・・安い
〇医療保険・・・高い
と考えていいでしょう。
まぁ、傷害保険はケガだけですしね。

気を付けて頂きたいのが、「病気とケガ」が対象の保険を探していて、値段につられて安い保険を選んでしまう事です
これが傷害保険なら、病気は対象ではありません。ご注意を!

保険料設定ですが
●傷害保険・・・だれでも一律
●医療保険・・・年齢、性別から算出
となります。

傷害保険の方が簡単なので、駆け引きがなくて選びやすいですよね。

8、持病

持病に関しては「6、加入時」でネタバレしてしまいましたが、傷害保険は持病や既往症(病歴)を問いません

間口がとっても広いので入りやすい保険だと言えるでしょう。

じゃあ傷害保険と医療保険のどっち?

ここまでで傷害保険と医療保険の違いについて紹介してきました。

結局どっちを選べばいいのでしょうか?

ここまで読んでくれた方には、ご褒美的にとっておきを紹介します

■医療保険をメイン、傷害保険をサブで入る

理由は保険金の受取にあります。
「医療保険 + 傷害保険」の場合は1つのケガで両方から保険金が貰えるからです
2つ保険に入る場合、以下の3パターンがあります。

〇「医療保険 + 傷害保険」
〇「医療保険 + 医療保険」(各々別の保険)
〇「傷害保険 + 傷害保険」(各々別の保険)

ここでポイントになるのが「ほしょう」です。
●「補償」・・・上限あり(実損額)
●「保障」・・・上限なし(掛けた分 + 掛けた分)

となるとダブって保険金が貰えるのは
△「医療保険 + 傷害保険」
△「医療保険 + 医療保険」(各々別の保険)
の2パターンです。

医療保険と傷害保険は別の保険です。だから、この組み合わせだと医療保険を2つ掛かるより守備範囲が広いのです。そして、この組み合わせの方が保険料が安く済みます。

例えばケガで通院した場合、手術前は傷害保険から、手術後は医療保険と傷害保険から保険金が貰えます

どうですか、いいでしょ。
こういうのって知っていて行動(加入)するだけで得できるのです。

※以下の記事に重複保険について詳しく紹介しています。

⇒ 保険の第一分野って何?重複保険を賢く使う秘密のキーワード

まとめ

傷害保険と医療保険の違いは理解できましたよね!

●傷害保険・・・年末調整×
●医療保険・・・年末調整〇

傷害保険の大きなメリットは、手術前の通院でも保険金が貰えることでしたよね。
そして「医療保険をメイン + 傷害保険をサブ」で掛けるのが、保障(補償)内容、保険料ともにお得でしたよね。

保険って本当に複雑です。なぜでしょうか?
結局は保険屋さんが儲かる仕組みになっていて、それを複雑にする事でお客様には分かり難くして上手に商売をしています

例えば「2人に1人はガンで亡くなります」なんてよく言ってますが、ガンを患うのは60歳を過ぎてからが大半です。

あなたの周りの同年代でガンになった人は何人いますか?

なのに保険屋さんが煽る(あおる)から若い人も入ってしまうのです。ガン保険の加入は60歳からでも遅くはありません。

と言う事は、その中で「安く手厚く」保険を選んでいくのが我々 被保険者(保険を掛ける人)に出来ることではないでしょうか。

「納期のある事はスグやる! 面倒くさい事は今スグやる!」

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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